テレフォンオペレーター(テレオペ)とは、求人媒体や募集企業によってさまざまな定義がありますが、
ここでは電話を受けるアルバイトとして紹介します。
時給は1,000円~2,000円ほどと、かなり高額。
電話をかける側のテレアポと違い、専門の知識が必要になることもあります。
具体的なアルバイトの内容は、かかってきた電話に出て、その応対をすること。
保険会社の問い合わせ、パソコンのサポートセンター、通販の注文受付などの電話に出て、お客様とやりとりをします。
こちらから一方的に電話をかけるテレアポと違って、テレオペの相手はれっきとしたお客様。
よって、アルバイトといえども正しい応対の仕方が求められます。
シフトは融通がきくので、必要なスキルさえあればフリーターでも主婦でもアルバイトできます。
ではどんなスキルが必要かというと、人を不愉快にさせない話し方は最低限。
テレオペはいわば、電話での企業の窓口となる仕事なので、
アルバイトの対応一つで企業全体の評価が下がることもあるのです。
もちろんアルバイト向けのマニュアルはありますから、それに従えれば問題はありません。
むしろアルバイトで正しい敬語と電話応対が学べるチャンスくらいに考えましょう。
テレオペのアルバイトは電話を受けるだけではなく、パソコン操作がセットになっていることがほとんどですが、
データ入力のように速さを求められることはありません。
業務に支障が出るほど遅くては問題がありますが、慣れてくれば自然とスムーズにできるようになります。
英語がしゃべれるのなら履歴書や面接で強くアピールしましょう。きっと重宝されます。
アルバイト先の業務によって難易度が変わってくるのもテレオペの特徴。
ほとんど電話がかかってこないようなところは本当に楽です。そもそもそんなところはアルバイトを雇う必要がないですが。
パソコンやネットのサポートセンターなら、アルバイトでも専門知識が必要になります。
ちなみにそういうサポートセンターに電話してくる人は相当の(ある意味)猛者が多いので、忍耐力も大切。
「画面が真っ黒だ!」と電話してきたらモニターの電源コードが抜けていた、なんて話もあるほどです。
当然、クレーム担当はそれなりのストレスを覚悟しておいてください。
「テレオペ」という呼び方でも企業によっては電話をかけるアルバイトだったりするので、事前によく確認しておきましょう。
ひどいところになると、「電話受信業務」と言っておきながら実質テレアポだったりもしますので要注意。