具体的なアルバイトの内容は、かかってきた電話に出て、その応対をすること。
保険会社の問い合わせ、パソコンのサポートセンター、通販の注文受付などの電話に出て、お客様とやりとりをします。
こちらから一方的に電話をかけるテレアポと違って、テレオペの相手はれっきとしたお客様。
よって、アルバイトといえども正しい応対の仕方が求められます。
シフトは融通がきくので、必要なスキルさえあればフリーターでも主婦でもアルバイトできます。
ではどんなスキルが必要かというと、人を不愉快にさせない話し方は最低限。
テレオペはいわば、電話での企業の窓口となる仕事なので、
アルバイトの対応一つで企業全体の評価が下がることもあるのです。
もちろんアルバイト向けのマニュアルはありますから、それに従えれば問題はありません。
むしろアルバイトで正しい敬語と電話応対が学べるチャンスくらいに考えましょう。
テレオペのアルバイトは電話を受けるだけではなく、パソコン操作がセットになっていることがほとんどですが、
データ入力のように速さを求められることはありません。
業務に支障が出るほど遅くては問題がありますが、慣れてくれば自然とスムーズにできるようになります。
英語がしゃべれるのなら履歴書や面接で強くアピールしましょう。きっと重宝されます。
アルバイト先の業務によって難易度が変わってくるのもテレオペの特徴。
ほとんど電話がかかってこないようなところは本当に楽です。そもそもそんなところはアルバイトを雇う必要がないですが。
パソコンやネットのサポートセンターなら、アルバイトでも専門知識が必要になります。
ちなみにそういうサポートセンターに電話してくる人は相当の(ある意味)猛者が多いので、忍耐力も大切。
「画面が真っ黒だ!」と電話してきたらモニターの電源コードが抜けていた、なんて話もあるほどです。
当然、クレーム担当はそれなりのストレスを覚悟しておいてください。
「テレオペ」という呼び方でも企業によっては電話をかけるアルバイトだったりするので、事前によく確認しておきましょう。
ひどいところになると、「電話受信業務」と言っておきながら実質テレアポだったりもしますので要注意。
仕事の内容は、電話での商品やサービスの勧誘。
知らない電話番号から「化粧品のご紹介」や、「学習塾のご案内」などの電話が来たことはありませんか?
この電話をかけるのが、テレアポアルバイトです。
座りっぱなしで電話をかけ続け、ノルマもない(稀に設定されているところも)。
これで時給1,000円以上?最高のアルバイトじゃん!......と、思える人はごく少数かもしれません。
見知らぬ番号から電話がかかってきたとして、内容が「英語教材のご案内」だったら、あなたはどうしますか?
「いりません」、もしくは無言で即切りですよね。
そもそも、知らない番号からの電話は出ないという人だって少なくないはず。
そんな中、ひたすら電話をかけまくって「素敵なセミナーのご紹介」などをしなくてはならないのですから、
アルバイトとしてはかなり辛い部類に入るのではないでしょうか。
先ほど「即切り」と言いましたが、それはまだマシな方。
「ご案内」「ご紹介」と聞いただけで烈火のごとく怒り出す人もいますし、
女性ならセクハラまがいのことを言われることだってあります。
アルバイトデビューにテレアポを選んでしまい、数日ですっかり世間を見る目が変わってしまう人だっています。
中には契約が取れたら取れたで、よく知りもしない商品を押し売りのようにすすめて買わせてしまったことを気に病む人も。
テレアポは向き不向きがはっきりしているアルバイトだと思います。
しかし、テレアポのアルバイトも悪いことばかりではありません。
細かいことを気にしなければすこぶるいいアルバイトであることは間違いありませんから。
肉体的な疲れはほとんどありません(腰痛持ちには座りっぱなしがこたえるかも)し、
オフィス内は夏は涼しく冬は暖かいですからね。
また、紹介する商品やサービスに心底ほれこみ、
一生懸命、電話の向こうの見知らぬ人に勧めて契約が取れた時の喜びは大きいでしょう。
少しずつマニュアル以上の話術が身につき、ほかのアルバイトや就職に役に立つこともあるかもしれません。
なにごとも経験と割り切れるのならば、やってみて損はないアルバイトです。
仕事内容は、パソコンへデータを打ち込むこと。
元のデータはいろいろですが、手書きの資料やアンケート結果、会議の内容を録音したカセットテープなどです。
基本的なフォーマットは会社が用意してくれて、アルバイトはただ入力していくだけでOKです。
基本フォーマットにエクセルが使われている場合が多いので、多少は知識があった方がいいかもしれませんが、
なくても大丈夫。アルバイトを続けるうちにエクセルに詳しくなる人もいます。
ブラインドタッチはできた方が楽。
ブラインドタッチができないと手元の資料、キーボード、目の前のモニターと
視点が移動するだけで無駄に時間が取られてしまい、作業効率が落ちてしまいます。
不安なら専用ソフトで練習するのもいいかもしれません。
逆に、ブラインドタッチ習得に必要なのは慣れだけなので、
ブラインドタッチを習得するためにデータ入力のアルバイトをしている人もいるほどです。
データ入力のアルバイトをある程度こなせば、事務職などで求められる最低限のパソコンスキルはクリアできると思います。
未来につながるアルバイトでもあるのです。
データ入力のアルバイトは単純作業を長時間繰り返すので、集中力散漫な人には辛いかも。
アルバイトに慣れてくれば、自分のペースで休憩を入れてさらに効率を上げることもできます。
集中力が切れた状態でむやみにやっても、ミスが増えて結局二度手間、なんてことになりますからね。
セルフコントロールが大切なアルバイトです。
データ入力のアルバイトは時給のところがほとんどですが(たまに歩合制もあり)、
だからといってだらだらとやっていては信用が得られません。
一日これだけ、とノルマが課されていることも多いので、効率的にやって損はないでしょう。
慣れるまでは入力しなければならないデータ量の多さにめまいがするかもしれません。
ところがこれが慣れてくると、自分がびっしりと打ち込んだデータを見てうっとりするようになります。
そうなればデータ入力のアルバイトとして一人前です。
仕事内容はさまざま。
デモンストレーションやイベント関係、交通量調査、コンパニオンなどが短期アルバイトの代表です。
職種によっては高校生可なことも多く、ちょっとだけアルバイトをしてみたい高校生にもおすすめできる、かも。
なぜ「かも」をつけたかと言うと、アルバイトに不慣れな人にとって短期アルバイトは結構大変。
本当に1回きりなら問題はないのですが、短期アルバイトで不定期に稼げるときに稼ぐ、というのは慣れが必要なんです。
短期アルバイトは、行く現場行く現場が初めての場所。当然、そこで会う人も初めての人ばかりです。
そんな環境でアルバイト慣れしていない人がバリバリ働けるかというと、少し疑問。
短期アルバイトを渡り歩くのは、それなりの自信と経験がなければうまくできません。
また、短期アルバイトは1人2人だけ採用するってことはあまりありません。
大勢のアルバイトを一気に採用する場合がほとんどですから、集団になじめない人にとっても辛いかもしれません。
まあ、どうせ1日2日のアルバイト、と割り切ってしまうのもアリですが。
最近の短期アルバイトは、登録制であることがほとんど。
まずはパソコンやケータイで説明会を予約(必須でないところもあります)し、派遣会社に登録。
履歴書は会社によって必要だったり、そうでなかったりします。
登録は無料が基本です。登録料を取るようなところはアヤシイと思ってください。
登録後は専用のサイトでアルバイトしたい日、職種などから絞り込んで予約。
急に予定が空いた日でもアルバイトを紹介してくれるところもあります。
お給料は登録した派遣会社からもらいます。銀行振込か手渡しのところが多いようです。
気軽にいつでもアルバイトできるため人気の登録制ですが、
本来派遣やアルバイトに任せてはいけない仕事を回してニュースになったりもしましたよね。
もしあなたにそんな仕事が回ってきてもあなたの罪にはなりませんが、あまり気分は良くないもの。
登録する派遣会社は信頼できるところを選びたいものです。
複数の派遣会社に登録してみて、自分に合ったところを選ぶのもいいですね。
一昔前なら高校生のアルバイトといえば新聞配達一択でした。
新聞配達なんて古臭い、苦学生っぽくてかっこ悪いなんて思っているかもしれませんが、
今でも高校生のアルバイトとしては一、二を争うほどおすすめなんですよ。
地域によってばらつきはありますが、全国平均なら時給は1,000円ほど。
これほど高い時給の高校生アルバイトは他にありません。
早朝短時間でいいのですから、高校生だけでなく主婦やフリーターのかけもちアルバイトとしても優秀です。
もちろんいいことづくめではありません。辛いこともたくさんあります。それが時給に反映されているのです。
アルバイトの内容は、言わずと知れた新聞の配達。
自転車やバイクで走り回り、新聞を家庭の、または企業のポストに入れるものです。
こう書いてしまうととても楽ちんなアルバイトに感じますが、結構体力を使います。
高校生でバイクの免許がないなら当然自転車になりますし、バイクでも新聞をぎっしり積んでしまえば重くなります。
バイクを止めたり出したりするときはどうしてもある程度の力が必要です。
慣れるまでは転倒して新聞を地面にばらまくことも......。
広告が多く入る土曜日や元日は特に荷物が重くなり、いつもよりさらにきついです。
体力のある高校生、若者の方が採用されやすい、数少ないアルバイトかもしれません。
これも地域によって差はありますが、ほとんどのところが朝6時までに配達を終えないとダメ。
そうなると当然、アルバイトの開始時間も早まります。深夜2時に家を出る、なんて人もいるほどです。
アルバイトに慣れるまでは配達のルートや配る家庭を覚えながらなので、より早く配達を始める必要があるでしょう。
雨の日は新聞が濡れないようにビニール袋に入れるなどの作業があるため、
これまたいつもより早く出かけなければなりません。
それだけでなく雨や雪などの悪天候時は配達に時間がかかるため、
その分も計算にいれて早く始めなければならないのです。
新聞配達アルバイトで体力、天候、時間のほかに立ちはだかるのは、犬。
番犬を飼っている家では、犬にほえられ新聞をポストに入れるのもままならないこともあります。
最近では番犬を飼っている家も減ってはきていますが......。
新聞配達は決して楽なアルバイトではありません。だからこその高時給なわけです。
ただ、体力に自信があってかつ朝が得意ならおすすめのアルバイト。
お金が手に入るだけでなく、夕方遊ぶ時間もとっておけますから。
仕事は仕分けなどを行う内勤と、配達などを行う外勤に分かれます。
外勤の方が時給は高いのですが、それに比例して辛いと思ってください。
年末年始に外を自転車やバイクで走り回るのですから、楽なわけがありません。
それでも内勤が退屈だという人は外勤を選ぶようです。
仕分け作業は正直言って難しいことはなにもありません。
短期アルバイト、高校生アルバイトに難しい作業は求められませんから。
最近では大まかな仕分けはすべてコンピュータが行いますが、取りこぼしのフォローは人間の仕事。
郵便番号内の細かな仕分けは、今でも手作業で行っています。
イメージとしては、マンションの郵便受けみたいなものの前に立ち、該当する場所へ郵便物を入れていくだけ。
楽なのは確かですが、単純作業で飽きやすいのが辛いところです。
飽きによる集中力の低下を防ぐために、仕分け作業はアルバイトにも小まめに休憩が与えられます。
配達は道さえ覚えてしまえば簡単です。
きちんと配りさえすれば道中いくらサボっても怒られない、なんて豪語する人も......。
それは事実かもしれませんが、きちんと配ることが最低条件。
数年前に、配達がイヤになったアルバイトが郵便物を捨てた事件がニュースになりました。
郵便物を捨てることは犯罪です。絶対にやらないように!(わかっていると思いますが......)
郵便物を捨てるなんて問題外ですが、真面目に働いているアルバイトでも、トラブルに巻き込まれることもあります。
例えば、ポストに入れたはずの郵便物が入っていなかったと言われたり、
きれいだったはずの郵便物が汚れていたと言われたり。
そういうことも社会勉強だと思ってください。真に受けて落ち込んだりキレたりするよりも、その方が気が楽ですよ。
郵便局の民営化がスタートしたのは2007年。完全に民営化するのはまだ数年後ですから、
その間、稀な例を間近で見ることができるという意味では、貴重なアルバイトかもしれませんね。
仕事内容はレジ打ち、商品の陳列、店内の清掃など。
「コンビニアルバイトなんて楽勝!」という人もいますが、実はそれほど楽勝でもありません。
最近のコンビニは、なんでもかんでも置いてあります。
まず、タバコがあるお店なら銘柄を覚えなくてはなりません。タバコを吸わない高校生には、これはちょっと骨が折れます。
ハガキや切手の所在を覚えるのもアルバイトの仕事ですし、最近では「エクスパック」なんてものもあります。
これは私の経験談ですが、コンビニで「エクスパックください」と言ったらアルバイトらしき人にきょとんとされたことが......。
また、中華まんやおでんのあるコンビニならその準備もアルバイトの仕事。
公共料金の支払いもありますし、宅配便を受け付けているコンビニもあります。
アルバイトでも、レジに立つ以上レジで行われているすべてを把握し、スムーズに対応できなければなりません。
逆に、やることが多いからこそ「立ちっぱなしが辛い」人にはいいかも?なにかしていた方が気がまぎれますからね。
コンビニのアルバイトは高校生からフリーター、主婦など、幅広い層がいることが特徴。
普段の生活では知り合えないような人と仲良くなれるチャンスです。
いろいろな人がいるアルバイト先は、社会性を身につけることができる場だと言えるでしょう。
アルバイト以上にお客さんもさまざまな人がやって来ます。
中には難癖をつける人もいるでしょうし、酔っ払いが来ることもあります。
だからこそおもしろい、という人もいるようですね。
コンビニのアルバイトといえば、賞味期限が切れたお弁当などをもらえる!と思っている人も多いでしょう。
これは、あまりやってはいけないことらしいのですが、お店によってはもらえるところもあるそうです。
お店にしてみれば例え1分でも賞味期限が切れたものを置くわけにはいきませんし、
かといって賞味期限が1分すぎたくらいでは食べられなくなるわけではありませんからね。
賞味期限切れの商品がもらえるかどうかは、アルバイトになれてきた頃に、さりげな~く店長にでも聞いてみてはいかがでしょう?
仕事の内容は、レジ打ち、フード作り、洗い物、店内清掃など。
大抵のお店はマニュアルが整っているので、初めてでも始めやすいアルバイトです。
ファーストフードならほとんどの人が利用しているでしょうし、アルバイトの仕事も目に見えるものですよね。
レジにいる人がオーダーを取り、調理場で作られたものを袋に入れる。
お店によっては作業場が見え、ハンバーグを焼いたり、ポテトを揚げたりしているのを見ることもあるでしょう。
なじみのお店で働けるのは、ファーストフードアルバイトの大きなメリットです。
また、いつも通っているお店のアルバイトの制服に憧れて、という人もいるでしょう。
ファーストフードのアルバイトはほとんどが高校生可ですが、高校生だけでなく大学生も多いのが特徴。
年代の近い男女が集まるのですから、アルバイト同士仲良くなりやすいのです。
お店によっては積極的にアルバイトが参加するイベントを開催しているところもあります。
レジや清掃は問題ありませんが、フード作りがクセモノ。
野菜を切ったり揚げ物をしたり、料理経験のない人にとっては難しく感じられるかもしれません。
お店によっては数え切れないほどのメニューをすべて暗記しなければならないこともあります。
早さが売りのファーストフードですから、もたもたしていたら「使えないアルバイト」という烙印を押されてしまいます。
ファーストフードのアルバイトは時間帯によっては超忙しい!激込みのお店でアルバイトがぐずぐずしていたら、イラッときますよね。
のんびり屋さんには辛いアルバイトかもしれません。
ファーストフードのアルバイト経験者によると、意外と同年代が多いのが辛いという声も。
いわゆる「イマドキ」な高校生と会話が会わなかったり、同年代の客の態度にムカついたりするそうです。
逆に言えば、これは学生が「社会から見た学生」を知るチャンス。
アルバイトを通して「自分もこう見られていたのかなあ」「いつもやっていたこれは感じが悪いことだったんだ」など、
アルバイトをしなかったら気づけなかったことに気づくはずです。
この経験は、あなたが社会に出なければならないときにきっと役に立ってくれます。
アルバイト先は学校の近く、または家の近く。そうでなくても、学校と家の間にあれば問題はありません。
高校生なのですから、移動手段=通学手段となるはずです。あまり遠いアルバイト先は選べません。
高校生可で場所の条件も満たすとなると「性格にあったアルバイト」まで望むのは無理だと思います。
それにせっかく始めたアルバイトを、高校生が「生活に合わなくて」やめるのは仕方ありませんが、
「性格に合わなくて」やめるのは、ほぼ間違いなく甘えだと思われます。
のちのちのことを考えると、「所詮高校生か」と思われるようなことはしない方が得策です。
アルバイトをしたいほかの高校生にも迷惑がかかりますから。
また、高校生だとアルバイトははじめてという人も多いはず。
不安なら、友達と応募できるアルバイトを探してみるのもいいでしょう。
以上を踏まえて、高校生におすすめのアルバイトを紹介します。
まずは定番中の定番、ファーストフード。
小さいころからなんとなく憧れている人も多いと思います。
ほとんどのお店が高校生アルバイトも募集していますし、短時間でいいところが多いのも魅力。
制服がかわいいところもありますし、特に女子高生に人気のアルバイトです。
お店によっては茶髪不可やネイルアート不可なこともあるので注意。
こちらも定番、コンビニエンスストア。
レジだけでなく、意外とやることが多くて楽しいと評判です。
高校生でもおなじみのコンビニは、初めてのアルバイト先としては安心できるのではないでしょうか。
ちょっとがんばってみたいなら、イベント・キャンペーンスタッフ。
家電量販店でケータイ新機種の紹介をしたり、デパートで試食をふるまったりするアレです。
一日からできるところや友達と一緒にできるところもあるので、高校生向きだと思います。
また、「イベント・キャンペーン」という華やかな名称に惑わされがちですが、
実際は寒い中看板を持ってティッシュ配りだったりすることもあるので、具体的な仕事は確認しておいた方がいいですよ。
仕分けや商品の検査なども意外と高校生が多いアルバイトです。
郵便局の仕分けなんかは定番ですよね。
年末年始などの忙しい時期は大勢のアルバイトを採用するので、友達もできやすいかもしれません。
高校生は、アルバイト探しがとにかく大変!好条件であればあるほど、高校生不可のところが多いからです。
なぜアルバイト募集で高校生不可のところが多いのかというと、ずばり、高校生は使えないから。
正確にいうと、「高校生は使えない」とアルバイトを募集している企業が考えているからです。
高校生が使えない理由その1...平日昼間は学校。
高校生が働けるのは授業が終わってから夜10時までのごく限られた時間。
移動時間なども考えるとアルバイトに費やせる時間はせいぜい3~4時間となってしまいます。
これでは雇う側も「使えない」と判断せざるを得ません。
高校生が使えない理由その2...試験前に休む。
学業が本分である以上、試験前にアルバイトを休むのは仕方のないことです。
しかし雇う側にとってはただでさえ平日短時間のアルバイトなのに、試験のたびに休まれるのは正直厳しいのです。
高校生が使えない理由その3...仕事が限られる。
労働基準法により、高校生がアルバイトでできる業務の内容は限られたものになっています。
わかりやすいところだと、お酒に絡むようなことはダメ。キャバクラなども当然NGです。
感電の可能性がある仕事や、運転中の機械の清掃、重い物の持ち運びなど、
要するにある程度の危険が予想されるアルバイトは、高校生にさせてはいけないと法律で決まっています。
あれはダメこれもダメじゃ、どうしても敬遠されてしまいます。
この3つの理由から、雇う側は高校生のアルバイトを「使えない」と判断しているのではないでしょうか。
上の3つとは別に、「高校生のアルバイトは信用できない」と考えている企業も。
無断で休む、仕事だという意識がない、勝手にやめる、こういった身勝手な高校生アルバイトに振り回され、
二度と高校生を使わないと決めているところもありそうです。
また、アルバイトに学校の許可が必要なことを知らずに雇ってしまってトラブルになった、という話も聞きますね。
高校生は使えない、信用できないなんて高校生にとってはムカつく話でしょうが、これは長年かけて作られた社会の認識。
もしあなたが高校生アルバイトとして働くことになったら、がんばってバリバリ働きましょう!
そうすれば使えない、信用できないというイメージも払拭できると思います。
雇う側だって1人信用できる高校生を見つければ、また高校生アルバイトを採用するようになるはずです。
第10位...着ぐるみ
......わかります!着ぐるみのアルバイトって、一度はしてみたいですよねえ?
着ぐるみ(と言っていいのかどうか)のアルバイトは、TDL系に憧れを持っている人も多いようですね。
第9位...データ入力
アルバイト、というよりSOHOでしょうか?
自宅で気軽にできる、というところに注目が集まっています。
第8位...ポスティング
誰でも、空いた時間にできるのが強み。学生よりも主婦に人気のアルバイトでしょうか。
ポスティングアルバイト募集のチラシがポストに入っているのを見ると、
これもアルバイトが配ったのかなあとにやりとしてしまいます。
第7位...寮
寮母さん?寮の用務員?管理人とかでしょうか。これって、アルバイトでできるものなんでしょうかねえ。
第6位...クリスマス
クリスマスのアルバイトというと、サンタ服着てケーキ売りかな?大変そうではありますが、なんか楽しそうですよね。
クリスマスに予定のない人にはいいアルバイト......ですかね。逆にせつなくなりそうな気もします。
第5位...高校生
高校生ができるアルバイトは限られていますから、情報を求める人が多いのでしょうね。
主にコンビニ、ファーストフードといったところでしょうか。早い時間ならゲームセンターやカフェもありですね。
第4位...交通量
交通量調査のアルバイトも人気。ただ「座っているだけでいい」という状態が苦痛でない人にはですが。
やってみたいがどこで募集しているかわからないという人も多いんだと思います。
交通量調査のアルバイトは、一度やってしまえば繰り返し依頼が来るようですよ。
第3位...調査
これも交通量調査が含まれているかもしれませんが、最近では「覆面調査員」がアルバイトとして人気。
お客さんのふりをしてお店に行き、飲んだり食べたりしてお金がもらえる夢のようなアルバイトです。
第2位...日払い
日払いのアルバイトはやはり高需要。
学生はもちろん、日払いアルバイトを繰り返してその日暮らしをしている人も最近は多いようです。
日払いアルバイトでネットカフェに住み着くネットカフェ難民なんかが社会問題になっていますよね。
第1位...試験監督
試験監督のアルバイトなんてあるの?と思うかもしれませんが、意外とあります。
学校の入学試験よりも資格試験が主なようです。
これも交通量調査と一緒で「座っているだけでいい」イメージが先行しているのでしょうか。意外と辛そうですが......。
第7位...専門職
アルバイトで専門職?って思いますよね。私も思いました。
私が見つけたサイトでは、警備員や塾講師などをこのカテゴリに入れているようです。
塾講師はともかく、警備員って専門職なのかな。初心者OK!ばっかりだし。
確かに「自宅警備員」に比べたら専門職だと思いますが。
科学者とかプログラマとか、本当の専門職はアルバイトの募集はしていないってのが本当のところではないでしょうか。
第6位...現場
溶接や建具搬入、配送、ドライバーなどのアルバイト。
1日5,000円から1万円、日払い可の場合も多く、すぐお金が欲しい若者に人気です。
スキルがそれほそ必要ない(?)ため、学生アルバイトからいわゆる日雇労働者になる人も。
第5位...リゾート
夏は海の家、冬はスキー場と、長期の休みにがっちりアルバイトしたい人向け。
働く場所が場所なだけに、楽しそうなイメージを持っている人が多いようです。
仕事やお金より、出会いを求めて参加する人も多数。
第4位...イベント・販売・営業
イベントの警備、コンパニオン、試飲・試食のサンプリングなどのアルバイト。
土日のみOKのところも多く、やはり楽しそうなイメージからか、学生に人気です。給料も高め。
高校生不可の場合もあるので注意。
第3位...軽作業系
会場設営や商品の仕分け、梱包、検査など。
パイプいすを並べたり、ネジをしめたり、ギフト商品を詰め合わせたり、ラベルを張ったりするアルバイトです。
日払い週払い可、履歴書もなくてOKというところも多く、
融通がきくので学生から即金が欲しいフリーターまで幅広く人気です。
第2位...オフィス系
企業の警備、受付や事務、電話対応など。
事務や電話対応ならお金がもらえてスキルも身につく、一挙両得のアルバイトです。
長期雇用が多いので学生よりもフリーターに人気のアルバイトです。
テレアポは社会人のアルバイトとしてもニーズがあります。
第1位...フード・アミューズメント系
やはりなじみのある飲食店、アミューズメントスポットでのアルバイトが一番人気。
ファーストフード、カフェ、居酒屋、バーに、パチンコ店、ゲームセンター、マンガ喫茶などなど。
自分の好きな所で働きたい人が多いのでしょう。
制服がかわいい所もポイントかも!最近ではメイド喫茶なんかも人気らしいですよ。